今年の夏、初めて自分の漫画を漫画賞に投稿しました。
プロフィールにも描いておりますが、私はアニメや漫画を楽しむオタクです。
(グッズなどは買わないライトな奴)
出産前は二次創作ではありますが、時々漫画を描いておりました。
漫画賞に応募したきっかけは、創作活動をしている友人の勧めです。
友人「目標を持ったほうが良いから、何か漫画賞に応募しよう!」
マジかよって思いましたが、行動力が著しく低い私は「行動力の鬼」である友人の言葉に乗っかって、漫画賞への応募を決意しました。
サンデーうぇぶり新人賞とは
「サンデーうぇぶり」とは、小学館が配信しているデジタル漫画サービスです。誰もが知る名作からオリジナル作品まで読むことができます。
サンデーうぇぶりでは毎月「サンデーうぇぶり新人賞」という漫画賞を開催しています。
募集している漫画の部門
サンデーうぇぶりが募集している部門は3種類
- フリー部門
- 4ページ部門
- 画力部門
「4ページ漫画なら描けそう…!」と思った私は、数ある漫画賞の中からサンデーうぇぶり新人賞に応募することを決めました。
投稿した4ページ漫画「ビーバーのダム」
↓私が投稿した漫画はコチラです。
作品作りで意識したポイント
- 「汚部屋」が「汚部屋」に見えるように描く
- 漫画のテンポや言葉のリズムを良くしたい
- 読みやすい
私自身が情報量の多い漫画を読むのが苦手なので、1ページに配置するコマ数は減らし、ストーリーも簡潔なものを考えました。
結果は「落選」…!!!
応募要項に「締め切り後1週間ほどで結果発表」となっていたので、ソワソワソワソワ待っていましたが、1週間で発表なんてことはありませんでした。2週間?それ以上??
過去開催の漫画賞の結果発表の日にちを遡ってみても、1週間でWEB上に発表されてたケースはほぼありませんでした。
(受賞者には約1週間で担当者から連絡がいくということなのかな?)
さて…まあ落選だった訳ですが、たった4ページでも育児と家事とパートをしながら夜な夜な描いた漫画だったので、やっぱり残念だったというか、思い入れがあったというか。
どこがダメだったのかな?やっぱり絵が未熟過ぎだったかな?とか色々考えて悶々とする日々をただただ過ごしました。
編集者さんにWEB持ち込みしてみた
あまりに悶々としてしょうがなかった私は、普段は見せない行動力を見せました。
週刊少年サンデーの編集者さんに漫画のWEB持ち込みを依頼したのです…!!!
あ、これ無謀なことじゃないんですよ?漫画編集者さんによってはTwitterなどで漫画の持ち込みを歓迎してる人もいるんですよ…!!
私は複数いた少年サンデーの編集さんの中から、人当たりの良さそうな方を選んでWEB持ち込みをDMで依頼しました。
週刊誌の編集さんなんて超忙しそうだし、本当に返信なんて来るんだろうかって思っていたのですが、数時間後に簡単な「受け付けました!」と返信が来てビックリ。
それから1週間ほどたって、とっても丁寧な批評を送ってくださいました。
サンデー編集者さまの回答
●オーソドックスではありましたが、お話しとしては分かりやすく読めました。「わかりやすさ」というのは、作品の第一関門ですので、今後とも意識をしていってください。●キャラクターのどこを「魅力」として見せたいのか、をより明瞭に出来ると良いかなと思います!現状だと、「部屋が汚い」というところのみが伝わり、「このキャラクターよいな」という魅力を感じるところまではいきませんでした。その先にある、「キャラクターの性格における魅力」をより伝えられるような話作りにしていってください!→そのキャラの性格をよく表すエピソードを描けると良いですね。●もう一歩、手が止まるような絵作りができると良いなと思いました。コマのメリハリに大小をつけ、「見せゴマ」を意識した方がお話の魅力が伝わりやすく、かつ読みやすくなると感じます!●特に後半ですが、少しバストアップの絵が多いかなと思いますので、ヒキとヨリの使い分けを出来るとよいかなと! 短くて恐縮ですが、以上となります! 今後とも「少年サンデー」「サンデーうぇぶり」を よろしくお願いいたします。