「その名前で大丈夫?」子供の名前が決まらない時に注意したいこと

子供の名前 決め方 子育て

子供の名前は親から子への最初のプレゼントであり、その子に一生付いて回る重要なものなので、簡単には決まらないものですよね…。

ネットで色々な名前を調べていると、どの名前が良いのかだんだん分からなくなり収拾がつかなくなることもしばしば…

子供の名前を決定する前に「本当にその名前で大丈夫か?」一回落ち着いて考えてみませんか?

今から紹介する内容は子供の名前を考える際に、名前を付けられる子供の立場になって考えた名前決めのポイントです。参考程度にご覧ください。

 

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子供の名前決めで注意したい5つのポイント

人気過ぎない名前

子供の名前 人気

流行りの名前はその時代に合っているため、名前を決める際に好印象を持ったり共感できたりするものが多いかと思います。家族皆が本当にその名前が良いと思うのなら、その名前にすることが最善なのだと思います。

しかし、人気すぎるが故に生じる問題があることも覚えておきましょう。

名前で呼んでもらえないかもしれない

クラスに同じ名前の子が複数いる場合、下の名前で呼ぶとややこしくなるため、あだ名や名字で呼ばれることが多くなります。

私自身はクラスメイトのあだ名センスが良かった為、大人になった今でも愛着が持てるあだ名で呼んでもらうことが出来ましたが、旦那はクラスに同じ名前の子が4人もいる大人気の名前だった為、常に苗字で呼ばれて寂しい思いをしたみたいでした。

同じ名前の人が近くにいると間違いが起きることが珍しくなく、場合によってはトラブルに発展するかもしれないので、人気ランキング上位の名前をつける場合には慎重に検討した方が良いかと思います。

クラスに同姓同名がいるケースも

これは親戚の鈴木さんの話なのですが…子供のクラスに同姓同名の子がもう一人いる為、何度もトラブルがおきて大変だったという話を聞きました。

沢山いる苗字と人気の名前の組み合わせは、身近な人に同姓同名ができる可能性がある為、注意が必要かもしれません。

書きやすい名前

子供の名前 決め方

子供の名前に当てる漢字にはそれぞれの親の想いがある為、難しい漢字を使わない方が良いとは言い切れません。しかし一生付き合っていく名前なので慎重に考えてあげた方が良いと思います。

子供が大きくなって自分の名前を自分で書く際、画数が多過ぎたりバランスが取りづらい漢字が使われていると、名前を書く度にストレスを感じてしまうのではないかと思います。

(また私自身、子供の学校用品の名前書きが大変そうだから、書きやすい名前が良いなというズボラな考えもありました…。)

呼びやすい名前

私が子供の名前を考える際、1番重要視したことは呼びやすい名前かどうかということでした。また、子供をどんな風に呼びたいかというイメージを持つことで候補を挙げ易かったです。(例えば、いっくん、なっちゃんなど)

苗字との音のバランスも気にしました。実際に声に出して読んでみて、明らかに言いづらい名前は避けました

パソコンやスマホで簡単に文字変換できる名前

いわゆる”キラキラネーム”ではなくても、読み方が特殊な名前は多くあると思います。特殊な名前の多くは、パソコンやスマホの文字変換でスムーズに変換できないのではないでしょうか?

オリジナリティのある名前が良い!と思っても、実際のところ文字変換がスムーズにできない名前ってストレスに感じませんか?

色々な思いを込めて名付けた自分の子供の名前が、その子や周りの人にストレスを与える名前になってしまったら、悲しいと思います。

画数が悪すぎない名前

家族の中に画数を気にする人がいる場合、あまり良くない画数にしない方が良いと思います。何かトラブルがあった際に「名前の画数が悪いから」と一生言われ続けることを避ける為です。

我が家の場合は、私たち夫婦は画数には無頓着で正直どうでも良かったのですが、旦那のお母さんがとにかく画数を気にしていたので、総画が凶にならない名前を選びました。

子供が自分の名前の診断して、画数が悪すぎることを知ったらショックを受けるかもしれませんしね…。

しかし姓名判断は占いの流儀によって異なる為、調べる本やサイトによって結果が異なっています。私は色々なサイトを見比べて、そこそこ運勢が大丈夫そうなものをスクショし、お義母さんに送って納得をしてもらいました。

子供の名前決めで夫婦喧嘩した時の対処法

名前が決まらない

子供の名前を決める際、夫婦間で一度も言い争いにならない家庭はあまり無いんじゃないかと思います。

(我が家の場合は「キラキラネームが嫌だ」と言いつつ、旦那が人の名前とは思えないような変わった名前や歴史上の軍人の名前ばかり提案してきたので、片っ端から却下していました…)

感性が合わない者同士がそれぞれの主張をしてもうまくかみ合わ無いので、結局はどちらかが折れるしか無いのだと思います…。我が家の場合は、旦那がとにかく自分の意見を通さないと気が済まない性格なのでかなり厄介でした。

…でもただ折れるのも癪だし、変な名前を付けられた子供が可哀想なので、私は気づかれない程度に相手を誘導し、相手に自分の意見が通ったかように錯覚させて、自分の好みの名前を相手に選ばせました

大切なのは、相手に主導権を握らせているかのように思わせることだと思います。

私が実際にやった子供の名前決め論争の解決法

①赤ちゃんの名付け辞典を買い、目立つ所に置いた

インターネットで検索すればたくさんの名前を見ることができますが、紙媒体の方が分かりやすいし、じっくり選びやすいと思います。

私は藁にもすがる思いで赤ちゃんの名付け辞典を買い、リビングの目立つ所に放置しておきました。旦那にはあえて「名付け辞典を買ったから目を通して!」とは一切言わなかったのですが、ある日夜中にこっそりと名付け辞典に目を通している旦那を目撃しました(笑)流石に興味はあったようです。

↑(男の子の名前verと女の子の名前verもあり)Web鑑定ができるオマケ付きだし、苗字の画数にあった名前も簡単に探せたので結構良い本だったと思います。

②数日後、自分の好みの名前を紙に書き出して旦那に見せた

名前辞典を見ながら、私の好みの名前と、名字との相性がいい画数の名前をピックアップして紙に書き出しました(義母が画数をとても気にしていたので…)

選択肢は多い方が良いと思ったので、20個以上は書き出しました。

そしたら早速「この漢字が嫌い」「この名前は嫌いな奴と同じだから嫌」とダメ出しが入りました…。面倒臭いなとは思いましたが、相手の意見をしっかり聞き入れず、強行して名前を決めるのは後々もっと面倒なことになると思ったので、意見を聞き入れることにしました。子供に愛着を持ってもらわないと困りますしね…。

書き出した名前の中で比較的好印象だった名前は、最終候補まで大切に温めておきました。

③旦那にも好きな名前を書き出させた

改めて、旦那にも付けたい名前を書き出してもらいました。するとどうでしょう。本を読んだあと、旦那が提案してくる名前に変化が現れました

今まで提案してきた名前より、遥かに親しみやすい名前の候補をあげるようになったのです。名前辞典には漢字の意味やイメージなど様々な情報が書かれているので、こんな雰囲気の名前も素敵かも…と旦那の中で新しい発見があったのかもしれません。

旦那がピックアップした名前の中に自分の好きな雰囲気の名前があったので、すかさず褒めました。褒められて気分が良かったのか、その名前は最終候補まで残りました。

(反対に本当に嫌いな名前があった場合は、感情的に否定するのではなく、冷静になぜ嫌なのかを説明したほうが良いと思います)

④最終候補を5つくらいに絞り紙に書き出した

割合としては、旦那4、私1で候補をあげました。本当は私ももっと自分の好みの名前を全面に押し出したかったのですが、相手に「自分の方が優位に立っている」と思わせておいた方が喧嘩にならずに話し合いができると思ったので、自分は1つだけに絞りました。

※この時点で、双方の両親に候補はこんなだよーとなんとなくアナウンスしておきました。(最終的に名前を決定するのは夫婦ですが、両親の意見を全く聞かないとその後の付き合いに影響するので、一応は意見を聞いておきました)

⑤最終候補に良い名前があったので、その名前を褒めちぎった

旦那があげた4つの名前の中で1番良いと思った名前をとにかく褒めました。自分の提案した名前をアピールしつつ、相手が選んだ名前の中から一番気に入った名前を猛プッシュしました。

最終的に名前の意味やバランス、画数など、総合的に考えて、旦那が提案した名前に決定しました。

自分が考えた名前にならなかったことは少し残念ではありましたが、結果としてはとても満足のいく名前になったと思います。

スムーズな子供の名前決めのまとめ

赤ちゃん 名前決め

  • 名付け辞典などを見て、できるだけバリエーションを豊かにする
  • 夫婦それぞれの候補を多めに紙に書く
  • 嫌な名前は感情的に否定するのではなく、理由を冷静に説明する
  • 自分の案をアピールをしつつ、相手の考えた名前もしっかり褒める

夫婦で納得がいくまで話し合って、子供に素敵な名前をプレゼントできたらいいですね!!